ディテクター
⇒X線用 フラットパネルカメラ Reveal™ 35C
Reveal™は、従来のX線源による1回の露光撮影で、従来のDR画像、低密度材料、高密度材料の3種類の画像を取得することができます。Reveal™による1回の露光撮影によって、2回の露光を必要とする従来のデュアルエナジーシステムで見られるモーションアーチファクトの問題が解消されます。このカメラの特異なエネルギー機能は、ソフトウェア設定によって簡単にカスタマイズでき、様々な種類の高密度材料と低密度材料を区別することができます。
⇒X線用 a-Se CMOSカメラ BrillianSe™
KAImaging社の高輝度イメージング用X線検出器 BrillianSe™は、アモルファスセレン(a-Se)センサーとCMOSを組み合わせたハイブリッド検出器です。
入射X線をそのまま電荷へ変換するダイレクトコンバージョン型の為、a-Seセンサー部の厚さを制限する必要が無く、高エネルギーに対しても高い量子効率を実現。空間分解能にも優れ、低フラックス、高エネルギー線源によるイメージングの精度を高めると同時に、低密度材料のイメージングにおいてはグレーティングレスで伝播ベースの位相コントラストの強調画像が得られるユニークな検出器です。
⇒高エネルギーX線用ハイパースペクトルカメラ HEXITEC
エネルギーレンジ4-200keVにおける全入射光子のエネルギーを測定できる位置敏感型のハイパースペクトルエリアディテクターです。
6400個の各ピクセルで、平均1keV(@60kV, FWHM)の分解能でエネルギースペクトルが得られます。
⇒高速フォトンカウンティングピクセル検出器 MerlinX
MerlinXはCERN Medipix3 ASICを基に作り上げられた堅牢で多目的な検出器です。
シンクロトロンビームラインや、産業用、大規模な科学アプリケーションなどで求められる高い性能・高信頼性水準で設計されています。
⇒ポジションコントロールシステム PandABox
PandABox は、SOLEILとDIAMONDで共同開発された、アブソリュートエンコーダ入力処理機能を備えたポジションコントロールシステムです。実験ごとの様々な条件に対応するよう設計されており、複数のハードウェアコンポーネントの位置情報記録、位置計算及び制御の同時処理が可能です。
Zynq7030ベースの一般的なエンコーダ処理プラットフォームに加え、複数のエンコーダ通信規格をサポートしており、同期トリガー、データキャプチャ、データ操作など多彩な機能がご利用頂けます。
⇒X線測定用読出制御 Xspress 3
世界で200台近くの導入実績を誇るXspress3は、蛍光X線分析における革新的なデータ読出制御機器です。
桁違いのスループット向上と分解能の自動最適化によって、よりスピーディに、より高品質なデータを取得可能にします。
最多36チャンネル対応の【Xspress 3X】、4チャンネル対応でコンパクトな【Xspress 3Mini】の2機種を展開。
いずれも将来にわたり継続してご利用頂けるよう、拡張可能なモジュール設計で、デイジーチェーン方式で複数台接続することも可能です。
⇒X線用高分解能カメラ Xsight Micron ™
Xsitght Micronは、X線顕微法・マイクロトモグラフィ等、X線イメージング用に最適化された、サブミクロンレベルの高分解能を実現したX線CCDカメラです。散乱X線によるノイズを抑制する堅牢性がありながら、コンパクトで設置・導入し易いデザインが採用されています。データはUSBケーブル一つでPCへ高速転送され、エレクトロニクスボックスやCPB、水冷機構等の特別なアタッチメントは不要です。ご要望頂ければ、真空領域(EUV領域)での測定用途にも対応可能です。
レンズカップリングタイプのXsight Micron LCと、ファイバーカップリングタイプのXsight Micron FCの2タイプを提供しております。
⇒軟X線~UV領域用IRD Siフォトダイオード
OptoDiode社 IRD Siフォトダイオード(p-n接合)の検出範囲は、フォトンエネルギー1.12eV~100KeV (λ:1100nm ~0.0124nm)、低エレクトロン・イオンエネルギーに及びます。
UV、EUV、軟X線領域に於ける絶対値測定(NIST、PTB他の研究機関にて較正)が容易に行える検出素子として、高エネルギー研究分野・EUV関連開発用途で定評があります。
⇒X線/EUV用 PINフォトダイオード
Xpin Detector は、PIN フォトダイオードベースのX線検出器です。光学デバイスのアライメントや、X線強度の長期モニタリング等、様々な場面でご利用頂けるよう、コンパクト且つフレキシブルなデザインが採用されています。
経済的で、ユーザーフレンドリーな操作性を実現し、X線を用いる実験現場やX線を扱うエンジニアにとって理想的なプロフェッショナルツールとなっています。